NMN増強療法
NEOクリニック東京では、老化細胞除去療法(senolytic therapy) の一環として、「NMN 増強療法」を採用し、がん予防・対策を行なっています。
NMNとは
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、人やあらゆる生物に存在し、体内で自然に生成されている成分でありビタミンの一種です。年齢とともに減少することで、様々な体調面の変化を生じさせる原因となる物質と考えられています。
近年の研究で、人の老化や寿命に深く関わるサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化させることが明らかになり、「若返り」への切り札的な存在として世界的に注目されている成分です。一般向け科学啓蒙書としては異例のベストセラーとなった、ハーバード大学医学大学院教授・デビット・A・シンクレア氏の著書「ライフスパン~老いなき世界~」で取り上げられたことで大きな話題を呼びました。

NMNは、NAD+(ニコチンアミドモノヌクレオチド)前駆体として知られています。
食品では枝豆やブロッコリーに多く含まれていますが、100mgのNMNを経口摂取するためには、40kg(約2000房)ものブロッコリーを食べる必要があるため、サプリメントでの摂取が現実的な選択肢となります。
NMNとNAD+
NAD+は、生命のエネルギーを担う様々な酵素の働きを助けたり、身体機能の保つ重要な役割を果たしていますが、体内のNAD+は、10代後半頃をピークに加齢とともに減少し、40代でピーク時の半分になります。NAD+が不足することで若々しさが失われてしまうだけでなく、糖尿病などの疾病の原因になることが知られています。
NAD+は、分子量が大きくそのままの形では、体の至る所に直接届けることが難しいと考えられていましたが、前駆体であるNMNを摂取することによってNAD+が増加し、加齢による疾病を抑えられる可能性があると示唆されています。

NMNの摂取により改善が期待できる疾病
- 老化(エイジングケア)
- がん
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 白内障
- 筋肉量低下
- 認知症やアルツハイマー病
- 肥満とその合併症