がん栄養療法
がん治療における栄養療法とは
- 最適な食事と栄養素で、本来身体が持っているがんに対する免疫機能をフルに発揮し、がんに負けない身体作りをする。それががん治療における「栄養療法」です。がん細胞は、正常な細胞の3~8倍の糖を消費すると言われています。つまり、がんを発症すると、体内では大量のエネルギー消費が起きるのです。
- 一方、がん患者さまの体内では、がん細胞が放出する物質により代謝異常やホルモンバランスの変動が発生し、多くの患者さまは食欲不振や体重が減少する事態に陥ってしまいます。
また、抗がん剤治療や放射線治療等の影響によっても、食欲不振や吐き気・嘔吐、味覚・嗅覚異常、口内炎等が生じ、十分な食事を摂取することが難しい状態となってしまいます。
こうして、がんにより体内で引き起こされている大量のエネルギー消費に見合う栄養素の十分な補給が出来なくなり、結果低栄養状態となってしまうのです。
- 当然、がんに対する免疫の機能も大幅に低下してしまいます。そこで、がん治療においては、患者さま一人ひとりの症状に合わせ、不足する栄養素を食事やサプリメントで補給するという栄養管理が重要となってくるのです。
- 適切な栄養管理により、最適で十分な栄養素を補給し、免疫の持つ能力を可能な限り高める。これががん治療における「栄養療法」の重要な柱となります。また、患者さまの生活の質(QOL:Quality of Life )を改善することも本療法の大きな目的でもあります。
- 当クリニックでは、Precision Medicine(プレシジョンメディシン:次世代オーダーメイド治療)の基本方針の下、がん治療の補助療法として、患者さま一人ひとりに応じた栄養管理やサプリメントの提案を行う「がん栄養療法」をご提供致します。
- 院長
- 林 阿英
- 診療内容
- 腫瘍内科・内科・皮膚科
- 住所
- 〒108-0071
東京都港区白金台3-14-4 LBビルディング6階
- TEL
- 03-6450-4796
- MAIL
- info@shirokane-cancer.jp
- 最寄駅
- 東京メトロ南北線 白金台駅1番出口からすぐ
休診日:火曜・金曜・土曜・祝日
★:13:00~18:00
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