クリニック紹介

ご挨拶

ご挨拶

2人に1人ががんに罹患するという現在の日本では、海外と比べてもがん治療を専門とする医師が圧倒的に少なく、また病気の性質上、大病院に患者さまが集中する状況となっています。
そのため、医療現場では患者さまと医療者とが十分にコミュニケーションを図る時間が確保出来ず、まさに3分診療と揶揄されるような状況が生じており、患者さまと医療者の双方が歯がゆい思いをしております。

また、がん民間療法を提供するクリニックの多くには、がん治療を専門とした病院あるいは大学病院/研究施設等で、適切なトレーニングを受けた医療者が少なく、残念ながら医療とは程遠い治療が施されるケースが少なからずあります。

誰でもどの施設においても同じレベルの治療が受けられる保険診療制度は我が国の誇れる医療サービスであり、多くのがん患者さまもガイドラインに基づいた高度な治療が受けられます。
それは、過去に何千、何万人というがん患者さまが参加した大規模試験の結果に基づく、治療効果の確率が高い治療法が標準治療として選定されているからです。
ただし確率の面から選定された治療法であるため、治療の効果を十分に享受できない患者さまも一定程度いらっしゃいます。

また、ほとんどの進行がんにおいては、標準治療で根治することは難しいという実情もあります。
更に選択肢が限られる中でターミナルケアを選択されたがん患者さまの中には、積極的な加療を望む声もあります。

近年、ゲノム解析の進歩により、がんに限らず、同一疾患でも患者さま一人ひとりによって全く異なる性質の病状があることが判明してきております。
このような背景から、2015年に当時のオバマ・アメリカ合衆国大統領が一般教書演説にて発表した❝Precision Medicine(プレシジョン・メディシン)❞に象徴されるように、既にアメリカでは患者さま一人ひとりに応じたオーダーメイド治療が浸透しつつあります。

がんは遺伝子の変異が原因で発症する病気であるため、同じがん種であっても個々の遺伝学的背景が全く異なるため、治療薬の感受性・効果も患者さま一人ひとりにより全く異なります。
またがんは免疫で排除されることも証明されていますが、患者さま一人ひとりにより免疫環境が大きく異なることから、がん免疫療法も患者さまの個別性を考慮しない画一的な治療法では効果が発揮されないのです。
これからのがん治療も、患者さま一人ひとりに応じた個別の治療戦略を取ることが必要となって参ります。
このようながん患者さまを取り巻く様々な問題を解決する一助となるべく、私たちはがん患者の皆さまを専門的にサポートするクリニックを起ち上げました。

NEOクリニック東京では国内有数のがん治療の拠点である東京大学医科学研究所や九州大学病院での臨床研究や臨床試験において培ってきた先端技術や経験を活かし、がん患者の皆さま一人ひとりに見合った❝次世代型のオーダーメイド治療❞を提供致します。